株式会社ヨコオ

サステナビリティSUSTAINABILITY

社会
労働安全衛生

当社グループは、従業員をはじめ当社グループの活動における利害関係者の安全と健康面の管理を経営の最優先課題と位置付け、「ヨコオグループ労働安全衛生方針」を策定しています。安全を常に確保し安心して働ける職場を追求し、心身の健康増進に努めています。

ヨコオグループ労働安全衛生(OH&S)方針

当社(株式会社ヨコオおよび国内外のグループ会社を含む)は、当社の重要な財産である社員(以下「社員」と言う)および構内協力会社,訪問者等の当社活動における利害関係者(以下「利害関係者」と言う)の安全と健康を経営の最優先課題と位置付け、安全を常に確保し、社員および利害関係者が安心して働ける職場を追求すると共に心身の健康増進に努めます。

  1. 労働安全衛生関連法およびその他の要求事項を順守し、社員および利害関係者の安全と健康を最優先すると共に継続的活動を展開します。
  2. 労働安全衛生マネジメントシステムを構築・維持し、継続的な改善を行います。
  3. 職場における危険源の特定と、労働安全衛生リスク・機会の評価に基づき目標を設定し、OH&Sの改善、およびリスク低減と活動の向上、マネジメントシステムの改善を行います。
  4. 安全で健康な職場環境を実現させるため、必要な教育を実施し、社員の労働安全衛生に対する理解と意識の向上を図ります。
  5. 労働安全衛生方針を文書化し、全社員に周知すると共に利害関係者に公表し、目標達成に向けた継続的な改善活動を展開します。
  6. 社員との協議と参加により、継続的な労働安全衛生パフォーマンスの向上を図ります。
  7. 職場で働く人の生命を最優先に守るため、防火・防災活動を推進し、安全な職場を維持します。 

2024年6月13日
株式会社ヨコオ代表取締役 兼 執行役員社長
徳間 孝之

労働安全衛生管理体制

当社ではサステナビリティ委員会の下、実務上の中心となる各部門の部門安全衛生管理者・推進者・産業医等を交え労使の代表者が協議を行う場として、安全衛生委員会を毎月開催しています。

また、安全衛生委員会を中心に、労働安全衛生方針の策定、計画の進捗確認、健康保持増進などの審議・討議を行っています。安全衛生に関する課題への取り組みおよびKPI目標の進捗は、サステナビリティ委員会でレビューされ、取締役会に報告し、安全衛生に資する施策のさらなる充実化を図っています。

安全衛生委員会 体制図

労働安全衛生管理体制

取り組み

当社グループの製造プロセスでは機械設備や化学物質を使用しており、身体への影響、事故・災害のリスクがあり、労働災害 による労働損失は、関係する職場の業務負荷を招き心身への影響から新たな労働災害の可能性があると認識しています。

労働安全衛生マネジメントシステムのリスク低減施策に取り組むことは、安全な職場環境を提供する機会につながると認識しています。

また、富岡工場で働く社員の大半は自動車での通勤であるため、交通安全についても重要課題と認識し、交通指導を定期的に実施しています。

労働災害・交通事故の撲滅
安全衛生委員会の開催

当社では安全衛生委員会を毎月開催しており、各部門の安全衛生活動計画の進捗、月次安全衛生巡視の結果、労働災害事例とその是正対策などを共有し、安全衛生活動の継続的な向上に努めています。

労働安全衛生教育

当社ではe-ラーニングによる年1回の労働安全衛生教育を実施しており、従業員の労働安全衛生に関する知識と技能の維持・向上を図っています。

安全道場

富岡工場では、危険感度(感受性)と安全意識向上のため、社内で発生する可能性のある労働災害事象を体感できる設備を導入した「安全道場」を、MPC(ものづくり道場)内に開設し、「危険・災害のない職場」「ゼロ災害」の実現を目指しています。

  • 安全衛生安全道場門

    富岡工場に常設されている
    「安全道場」

  • 安全衛生安全装置

    「安全道場」内に設置している
    挟まれ・巻込まれ体感設備

交通指導

富岡工場では、自動車通勤が従業員の主な通勤手段となっており、交通事故未然防止のために幹部職による年4回の通勤時安全運転呼びかけ時運動を行っております。また、交通事故が発生した際には、該当者に交通安全講習(群馬県警察本部 富岡警察署)を実施しており、交通安全講習を始めた2023年以降の受講者における再発は0件となっています。

  • 交通指導・安全指導

  • 交通指導・安全指導

安全安心な職場づくり
リスク評価分科会

当社では労働安全衛生に関するリスク評価分科会を設置しています。万一労働災害が発生した場合には、当該部門が立案した対策の有効性を客観的に検証し、再発のないように議論、改善確認することとしています。

働く人たちの健康増進
こころと身体の健康相談窓口

当社では、ヨコオグループ全社員が「こころも身体も健康」で働けるよう、産業医・保健師・精神保健福祉士による相談窓口を設置しています。健康相談や生活習慣改善についての相談だけではなく、メンタルヘルスやストレスについての悩みまで、ヨコオグループ全社員が気楽に相談できる制度となっています。

ワクチン接種の推進

当社では従業員の健康を守るため、希望する全従業員に対して毎年のインフルエンザワクチン接種を実施しています。

在宅勤務制度の導入

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従業員の健康と安全を第一に考え、感染防止対策の一環として早急に在宅勤務を導入しました。さらに、2020年には在宅勤務規程を制定し、取り組みを一層強化しています。

労働安全衛生関連法と要求事項の順守
労働安全衛生マネジメントシステムの取り組み

当社では、労働安全衛生に対する関心の高まりを背景に、「ヨコオグループ労働安全衛生方針」のもとで、労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、グループ全体で労働安全衛生に関する取り組みを推進しています。
ISO認証の取得状況はISO認証取得状況をご参照ください。

実績

各取り組みの実績はESGデータ集をご参照ください。
また、安全衛生関連のKPIにつきましてはサステナビリティマネジメントをご参照ください。